フェロモン香水の思い出 - 源流ボーイズブログ

中学生の頃、

女の子にモテたいという一心で、フェロモン香水を買ったことがあります。

まだネットもあまり普及していない時代、
iモードとかはありましたが、まだ中学生なので携帯は持っていませんでした。

なので、当時の僕には噂話や雑誌などの情報が全てでした。

そんなある日、

「フェロモン香水」なるものがあるという情報を僕は得るのです。

なんと、その香水の匂いを嗅げばたちまち女の子が発情し、とてもエロくなってしまうんだとか。

もう思春期真っ只中の僕は、
そんな夢のような話を聞いて、じっとなどしていられませんでした。

僕はなけなしのお小遣いを持ち、薬局へいきました。

そこで見つけたのです。

フェロモン香水。

たしか、800円くらいだったと思います。

今思えば、そんな安い香水がちゃんとしたフェロモン香水なはずないのに、
当時の僕には800円は大金でしたし、

やっとみつけた目の前のフェロモン香水がとてつもなく神々しく見えたのでした。

そして、なけなしのお小遣いをはたき、それを手に入れました。

そして、次の日から僕は大量のフェロモン香水を体に振りかけ、学校に通い出すのですが、
何日経とうとも、
いっこうに効果を感じることができません。

そして、とうとうそんな香水も使うこともなくなり、

部屋の片隅のオブジェと化してしまうのでした。

そして、数日後。

母親にこんなことを言われました。

「お前の部屋にあった香水、良い匂いやな！
くれ！」

おいおい。マジか。

皮肉にも、母親という女性に効果があったみたいです。

なので安くてもそれなりに効果はあったみたいです。

たしかこんな感じのヤツでした↓

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